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血液の病気

2011年08月14日

どんな状態を血液の病気と言うのか・・

血液は血しょうと呼ばれる液体の中に、赤血球、白血球、血小板などが浮遊している。さらに、血しょうの中では、塩類(電解質)やアルブミンなどのタンパク質が溶けて構成されている。
赤血球は酸素を運搬し、二酸化炭素を全身から回収する働きを、白血球は体を感染から守る働きをしている。血小板は血液の凝固に関わっている。血しょう中のタンパク質は他にもウイルスや細菌、がんなどから体を守る働きもしている。そのため、これら血球やタンパク質のどれにも異常があってはいけない。それはそれぞれの量が多かったり少なかったりすることで、血液疾患があることが分かる。

血液の病気














具体的な血液疾患は?

最も身近な疾患としては、貧血が挙げられるだろう。これは、赤血球やヘモグロビン(赤血球中のタンパク質)の量が少ない状態を指す。一口に貧血を言ってもさまざまあり、大きく、赤血球の生産不足、赤血球の過剰な破壊、大量に出血に分類される。大量出血には事故による場合もあるが、多くは消化管や尿路などの異常で出血している。
また、止血がうまくいかない疾患もある。例えば、血小板減少症になると皮膚の内出血が見られたり、軽くぶつけただけでもあおあざになったり、出血が止まらなくなることもある。
血友病といった遺伝的な要素が大きい出血性の病気もある。白血球が少ない白血球減少症は感染症にかかりやすくなり、反対に量が多い白血球増加症は白血球が多い原因を見つける必要がある。白血球は、がん化することがあり、それを白血病と呼んでいる。原因は分かっていないが、放射線照射や化学療法ではリスクが高まるとも言われている。

血液の病気












加齢の影響を少しでも予防するために!!

年をとると共に、血液や骨髄の成分に変化が起きる。また、血液が流れる血管や心臓にも影響があり、心臓肥大、動脈や細動脈の壁が厚くなり弾力が無くなるなどの影響も起こる。そのため、運動中は大量に血液を送り出すことができなくなったり、血圧が高くなったりするため、注意が必要になる。加齢による変化を予防するためには、運動が効果的。全身の筋肉を維持するように血管系の筋力を鍛えて、若々しい心臓を血管で血液を送り出し、元気な老後を過ごしたいですね。

参考/健康の輪新聞

Posted by ドナリエラ at 11:00Comments(0)健康・病気
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